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屋根塗装は足場なしでも大丈夫?詳しく解説します!

屋根塗装は足場無しでもやって良いのでしょうか。
結論から言うと、足場無しでやるのは危険です。
今回は、足場無しでやってはいけない理由と、屋根塗装における必須項目について紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□屋根塗装を足場無しでやってはいけない理由とは?

足場無しでやってはいけない理由として主に3つあります。

*労働安全衛生規則の規定がある

厚生労働省が定めている労働安全衛生規則というものがあり、2メートル以上の高所作業の場合は安全な足場を設けなければいけません。
これは、作業する人の安全を確保するためです。
2階建ての住宅であれば屋根は6メートルから8メートルの高さになるので、必要になってきます。

塗装工事は10キロを超える塗料缶を持ちながら作業するので、バランスが取りづらい状況になっていて、はしごを上るだけでも危険な状態です。
少しずつ分けて塗料を持っていこうとしても、何度も行き来する必要があり、作業効率が悪くなってしまい日数がかかります。

そこで足場があると、万が一バランスを崩して足を滑らせてもつかむ場所があるので安心です。
また、足場の周りにメッシュシートも張るので落下を防止する役割も果たしてくれます。

*不安定な中作業すると質が落ちてしまう

足場がない状態で屋根塗装を行うと、品質が悪くなってしまいます。
作業よりも身の安全を気にしてしまい、作業に集中できなくなるためです。
集中できなければ、塗装にムラが出来たり、手の届かない場所は色だけを付けて終わる可能性も出てきます。
そうなると、塗装を数年後にやり直さなければいけない可能性があり、費用がその分かかってくることになります。

品質を落とさない為にも、足場は必要になってきます。

*近隣に水や塗料が飛び散ってしまう

足場がない状態で塗装を行うと、近隣とトラブルになる可能性があります。
これは塗装前に必ず行う高圧洗浄により、水しぶきが飛んでしまうためです。
塗装している最中も、刷毛やローラーの手作業により塗料が飛び散ってしまいます。
足場をつけていると、周りにメッシュシートを張るため水や塗料が飛び散るのを防いでくれます。

メッシュシートがないまま塗装をすると、トラブルの原因になりかねないので、近隣とのトラブルを避けるためにも足場は必須になります。

□屋根塗装における必須項目

屋根塗装を行う上で、足場のように必須な作業や項目が4つあるので紹介していきます。

1つ目は、屋根塗装の際は必ずビケ足場、くさび式足場を使うようにしましょう。
足場の種類として、単管足場というものもありますが、なるべく避けるようにしましょう。
単管足場は2本のパイプを抱き合わせて作る足場のことで、足元に注意を払いながら常に作業を行わないといけないので、細かい作業には向いていません。
結果として、安全や品質の面で問題が出てくることになります。

ビケ足場は歩ける幅のある床が付いている足場になっているので、余裕をもって動ける上に重い塗料を置けるため効率良く作業を行えます。

2つ目は、スレート屋根の場合はタスペーサーか縁切りの作業を行うようにしましょう。
これを行わずに塗装を行うと、雨漏りしてしまう可能性があります。

タスペーサーとは、屋根の隙間を確保する部材のことで、これを塗装前に取り付けることで屋根を傷つけないだけでなく、塗装を行っても水が抜ける状態にできます。
スレート屋根のデザインや反りがある際はタスペーサーを使えない場合があるので、その際は縁切りを使うようになっています。
スレート屋根を普通に塗装してしまうと、屋根の間に塗料の詰まりが生じて、水の抜け道がなくなり雨漏りしてしまいます。

3つ目は、屋根塗装を行う際は、棟板金か棟瓦の釘打ち、ビス締めを行うようにしましょう。
これをせずに放置しておくと、台風で屋根が飛ばされたり、部品交換で費用がかかってきてしまいます。

4つ目は、急傾斜の屋根の場合は屋根足場を追加で付けるようにしましょう。
傾斜のある屋根は、滑りやすくなっているので安全に塗装を行うためです。

主に、5から6寸勾配以上の傾斜の屋根に、屋根足場をかける場合が多くなっています。
屋根の勾配は寸勾配という言い方をし、数字が多い程傾斜が急になってきます。
落下事故の危険性を防ぎ、良い仕上がりにしてもらうためにも屋根足場を付けるようにしましょう。

□まとめ

屋根塗装を足場無しでやってはいけない理由は、労働安全衛生規則の規定があることが主な理由です。
また、足場無しで作業すると質が落ちてしまい、近隣に水や塗料が飛び散ってしまうのでトラブルの原因にもなります。
屋根塗装でお困りの方は、ぜひ当社までご相談ください。

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