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遮熱塗料って効果あるの?効果の大きい建物も紹介します!

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家の中にいても不快な暑さを感じる日本の夏。
最近の日本は真夏日が何十日も続いているため、暑さから逃げられる家は快適な場所であってほしいですよね。
しかし、あまりに気温が高すぎると、家の中の温度も大きく上昇してしまうこともあります。

そこで今回は、室温の上昇を押さえる性質を持つ遮熱塗料について解説します。
塗料の効果が大きい建物も紹介するので、ぜひご参考にしてください。

□遮熱塗料ってどんなもの?効果はあるの?

外壁塗装にはさまざまな種類がありますが、外壁塗装は色を付けるほかにも用途があります。
ここでは、遮熱塗料と呼ばれる塗料についてご紹介します。

*遮熱塗料ってなに?

遮熱塗料は太陽光を反射する効果を持つ塗料であり、正式には「高日射反射率塗料」と呼ばれます。
遮熱塗料を使って屋根や外壁を塗ると、太陽光を反射するため、屋根の表面温度の上昇を抑制し、結果として室内の温度上昇が抑えられるのです。

*遮熱塗料の効果について

遮熱塗料を使用することで、主に4つの恩恵を受けられます。

1.室内温度の上昇を抑制できる

遮熱塗料は、屋根や外壁に塗装することで室温の上昇を抑えられます。
塗布面が太陽を反射するため、外壁や屋根に熱がこもらず、室内の上昇を抑制するのです。
遮熱塗料は熱の発生自体を防ぐことが主目的となっています。

2.節電・省エネにつながる

遮熱塗料の2つ目のメリットは、節電・省エネにつながることです。
一般的には、夏の日中に使用される電力の約58%がエアコンによるものであり、エアコンの使用に伴い多くの二酸化炭素が排出されています。
しかし、遮熱塗料の塗装によって室温の上昇を抑えることで、エアコンの使用量を10%~20%削減できるのです。

3.建材の熱による損傷を防ぐ

熱による劣化によって屋根材や外壁材は耐用年数が短くなる可能性があります。
遮熱塗料は外壁や屋根の表面温度の上昇を抑制し、熱の損傷による建材へのダメージを軽減できます。

しかし、屋根材や外壁材はさまざまな条件によって劣化していくため、遮熱塗料の効果はあるものの、劣化を完全に防ぐことは難しいのです。
遮熱塗料はあくまで建物を保護する手段の一つと考えてくださいね。

□製品間の差はなぜ出るの?

遮熱塗料の効果をご紹介しましたが、製品間によって性能に差が出てきます。
まずは、遮熱塗料の性能についてご紹介します。

*塗料の性能

主に遮熱塗料の大事な性能については、塗料の耐久性と遮熱性能が挙げられます。

1.塗料の耐久性

遮熱塗料は熱に対する効果を持つ塗料ですが、塗料の本来の効果である素材の保護と美観の維持は大きく求められます。
外壁が綺麗である状態を保つ期間は長いほど高品質な商品であり、剥離や摩耗が早く起きる安価な塗料は結果的に効果が薄いものとなります。
塗装にかかる費用は、塗料代金、塗装工事代金、仮設代金などで構成されますが、塗料代金は全体の割合が少なく、短期間で塗り替えることは結果的に非常に高い買い物になるのです。

2.遮熱性能

遮熱塗料の遮熱性は、高日射反射、高放射、低熱伝導の3要素で構成されますが、その中で最も重要な要素は高日射反射です。
遮熱塗料の効果は、太陽エネルギーの赤外領域をどれだけ反射できるかによって決まります。

放射率は冷めやすさに影響を与えます。
金属は放射率が低いため冷めにくいですが、塗料は放射率が高く冷めやすいのです。
そのため、塗料の種類による違いはあまりありません。

低熱伝導は熱の伝導を抑える機能であり、塗膜の厚さはミクロン単位であるため、大きな熱抵抗はありません。
しかし、一般の人々が断熱塗料という言葉を聞くと、薄い塗膜でも分厚い断熱材と同じくらいの熱抵抗を持つと誤解する可能性もあるため、注意深く使う必要があります。

*製品間の差が出る理由

遮熱塗料は、多くのメーカーからたくさんの種類が販売されています。
しかし、同じ商品でも性能や価格は異なります。
高品質な製品は通常高価であり、安価なものは性能が低い場合がありますが、塗料メーカーは高性能の商品を低価格で提供するために努力しています。

ただし、高価格でも性能が低い製品も存在するため注意が必要ですよ。

□遮熱塗料の効果が大きい建物をご紹介!

遮熱塗料は外壁に塗装しても効果がありますが、屋根に塗装することでより効果を得られます。
ここでは、屋根に塗装する際により効果が期待できる建物の特徴を3つ紹介します。

1.屋根が「スレート瓦」のお家

スレート瓦は戸建ての屋根によく使われる屋根材で、厚さが4~5ミリ程度と薄いため、屋根裏に熱が伝わりやすくなっています。
そのため、遮熱塗料の使用を検討したい屋根材です。

2.吹き抜けのあるお家

吹き抜けは2階の日差しが1階に届き、室内が熱くなりやすくなる傾向があります。
遮熱塗料を使用することで、快適な空間を実現できますよ。

3.2階建て以上のお家

家が高いほど、太陽光が遮られるものがなくなるため、室内の温度が上昇しやすくなります。
特に夏場には、2階や3階の部屋に入るとむわっとした熱気を感じることがありますよね。
しかし、屋根に遮熱塗料を塗ると、このむわっとした感じが改善できるかもしれません。

□まとめ

遮熱塗料は太陽光を反射する塗料であり、室内温度の上昇や建材の損傷を抑え、節電・省エネにつながります。
遮熱塗料の性能は、塗料の耐久性と遮熱性能によりますが、品質は価格に影響されます。
また、スレート瓦や吹き抜けを採用している、2階建て以上のお家に住まわれている方は、遮熱塗料を屋根に塗ることをご検討してみてはいかがでしょうか。

外装診断士・雨漏り診断士・一級塗装技能士etc.

代表取締役 東 幸広

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